【導入事例】月108時間の業務を削減!顧客管理・交通費精算・Web巡回を自動化したDX担当者の実践

「“こうなったらいいのに”と頭の中で思い描いていたものを、実際に動かして本番に載せられるようになりました」

DXや社内システムの内製化に取り組むなかで、「改善したいことは見えているのに、仕組みにできない」「AIを使っても、答えが正しいか判断できない」と感じていませんか?

株式会社NEXYZ.GroupのDX戦略本部 DX推進課 課長を務める松見吉博氏は、以前から複数のAIを使っていました。一方で、システム間のデータ移動など、手作業でつなぐ工程は残ったまま。AIに出してもらった答えが正しいか分からず、思いついた改善も頭の中で止まりがちでした。

「AX CAMP」受講後、松見氏は約2か月半で16案件を洗い出し、そのうち10件が稼働。合計で月108時間、月約69万円相当(人件費換算)の削減効果につながっています。

本記事では、AIを単なるチャットツールとして使う段階から、現場で動く仕組みを自らつくる段階へ進んだプロセスと、具体的な自動化事例を伺いました。

「AIはあくまでツールですが、自分に寄り添ってくれる相棒です」

そう語る松見氏の実践から、AI活用を個人の工夫で終わらせず、業務の仕組みへ変えるヒントを紹介します。

お話を伺った方

株式会社NEXYZ.Group DX戦略本部 DX推進課 課長 松見 吉博氏
担当業務:インフラ・セキュリティ関連、DX業務の自動化、社内システムの内製化

AIは使っていた。それでも「答えが正しいか分からない」「手作業が多い」

ーーまず、現在の担当業務と、所属する会社の事業について教えてください。

松見氏:

株式会社NEXYZ.Groupは、グループ各社の管理を担う会社です。グループには、LED照明や業務用空調などの省エネ設備を初期投資ゼロで導入できるサービス「ネクシーズZERO」を展開する株式会社NEXYZ.と、『旅色』などの電子雑誌を発行する株式会社ブランジスタがあります。

私の業務は、約半分がインフラ・セキュリティ関連です。残りの半分で、DX業務の自動化と社内システムの内製化を担当しています。

ーー「AX CAMP」受講前は、AIをどのように使っていましたか?

松見氏:

会社では、複数のモデルを使えるAIツールを導入していました。1年ほど前から、メッセージを使ったプログラミングにも取り組んでいて、AIエージェントの一歩手前のような使い方をしていたと思います。

最初に試したのは、Excelで作っていた組織図を検索して表示する仕組みです。Claudeにメッセージで指示を出してつくりました。うまく動いたので、そこから少しずつ使うようになりました。

ーーすでにAIを使っていたなかで、どのような難しさを感じていたのでしょうか?

松見氏:

一番大きかったのは、AIが出した答えが正しいかどうか、知識がないと判断できないことです。プロンプトやコマンドの書き方も、最初はよく分かりませんでした。

また、AIを使っていても、業務のなかにはアナログな工程が多く残っていました。たとえば、あるシステムからCSVを出力し、別のシステムにアクセスしてアップロードする、といった作業です。

「こうなったらいいのに」と思うことはあっても、実際にどう仕組みにすればよいか分からず、頭の中のイメージで止まっていました。

「こうなったらいいのに」を、本番で動く仕組みへ

ーー「AX CAMP」を受講して、AIの見方はどのように変わりましたか?

松見氏:

以前は、AIに聞いて答えをもらうことが中心でした。受講してからは、目の前の業務を分解して、どこを仕組みにできるかを考えるようになりました。

特に大きかったのは、頭の中で「こうなったらいいのに」と思っていたものを、実際に動かして本番に載せられるようになったことです。単なる時間短縮というより、自分で業務の仕組みをつくれるようになったことが大きな変化でした。

ーー伴走支援のなかで、特に学びになったことは何ですか?

松見氏:

定期的なミーティングで、吉村さんに相談しながら進めています。自分だけで考えていると、目の前の作業を自動化することに意識が向きますが、伴走支援では「その業務を誰かに依存しない状態にできるか」「無人で継続運用できるか」という視点をもらえます。

単にプロンプトを書く方法ではなく、業務を標準化し、仕組みとして回すところまで考えられるようになりました。

16案件を洗い出し、10件が稼働。月108時間の業務削減へ

ーー受講後、具体的にどのような成果が出ていますか?

松見氏:

受講を終えてから約2か月半で、私一人で16案件を洗い出しました。そのうち10件が現在稼働しています。

合計すると、月108時間ほどの削減です。金額に換算すると、月約69万円相当(人件費換算)の削減効果になっていると思います。

業務自動化の変化

・Before:システム間のCSV移動など、手作業でつなぐ工程が残っていた。改善のアイデアも、頭の中のイメージで止まりやすかった。

・After:約2か月半で16案件を洗い出し、10件が稼働。合計で月108時間、月約69万円相当(人件費換算)の削減効果につながった。

💬 「AIを使っても、現場の業務まで変えられない」と感じていませんか?

「手作業の工程をどこから自動化すればよいか分からない」

「思いついた改善を、本番で動く仕組みにできない」

そんな方へ。

松見氏のように、日々の業務を分解し、AIを使って自社に合う仕組みへ変える方法をご相談いただけます。

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ーー実際には、どのような仕組みをつくったのでしょうか?

松見氏:

たとえば、顧客管理の画面をつくりました。以前は、管理画面の中にあるデータベースを直接見に行く必要があり、操作も分かりにくい状態でした。そこに対して、Chromeで操作できる管理画面をAIでつくりました。

また、交通費精算に関する仕組みもあります。営業担当者が会社のカードで使った金額を集計してデータベースに反映し、カードの明細と照合するものです。カメラで読み取った内容をデータベースに登録する仕組みもつくりました。

ほかには、Webサイトの巡回を自動化しました。人が公開ページを一つひとつ確認する代わりに、GASで定期的にページを確認し、キーワードに該当する情報を拾ってPDFをダウンロードします。

人の目では見落としが起きやすい作業でしたが、抜けなく拾えるようになりました。

「人が判断する工程」と「決まりきった工程」を分解してから自動化

ーー自動化を進めるなかで、うまくいかなかったことや、学びになったことはありますか?

松見氏:

以前、RPAで人の操作をそのまま再現しようとしたことがあります。人が手作業でやっている流れをそのまま自動化すると、例外が起きたときに止まってしまい、かえって時間がかかりました。

まず業務の流れを整理して、どこに判断があり、どこが決まりきった作業なのかを分ける必要があります。全部をAIに任せるのではなく、人が判断すべきところは残し、変化の少ない工程を仕組みにすることが大切です。

システム上、一行ずつしか処理できないような作業は、人がやったほうが早い場合もあります。AIを使うこと自体を目的にせず、業務全体を見て判断するようになりました。

ーー社内では、AI活用がどのように広がっていますか?

松見氏:

複数の部署から「この業務を自動化できないか」という相談が出てくるようになりました。営業見積から受注までの流れを自動化するなど、ほかのメンバーもそれぞれの業務で取り組んでいます。

DX戦略本部として、会社全体でAIを活用していく動きがあります。カメラで読み取った内容がデータベースに入る仕組みを見て、驚かれる社員もいました。これまでAIをメッセージのやり取りに使うものだと思っていた人にも、パソコン上で動く仕組みをつくれることが伝わり始めています。

「AIで自分の仕事を置き換える」から、面白い仕事へ

ーー今後、AI活用を社内へどう広げ、どのような業務を任せたいですか?

松見氏:

人の確認は残したいと考えています。AIに任せるにしても、間違いを間違いとして検知できる仕組みが必要です。

たとえば、経理業務で請求書の金額や会社名の誤りをAIにチェックさせることは、すぐにでも取り組みたいです。また、社内で「この業務はAIでこう変えられる」という事例を定期的に共有したいと思っています。

AIを使う必要性を感じてもらうことと、AIを使えばこんなことができるという明るい未来を伝えること。その両方が大事だと考えています。

最終的には、社員一人ひとりが自分の仕事をAIに置き換える仕組みをつくり、もっと面白い仕事に時間を使えるようになってほしいですね。

ーー最後に、AIの使いどころが分からない方へ、メッセージをお願いします。

松見氏:

AIはあくまでツールですが、自分に寄り添ってくれる相棒だと思っています。使えば使うほど、仕事が楽になっていきます。

「夢中は努力に勝る」という言葉がありますが、AIは楽しみながら使えます。まずは触ってみて、面白いと思えるところから使い始めるのがよいと思います。

今回は、約2か月半で16案件を洗い出し、10件を稼働させ、月108時間・月約69万円相当(人件費換算)の削減効果につなげた、株式会社NEXYZ.Group・松見吉博氏の事例をご紹介しました。

松見様は、AIを単なるチャットツールとして使うのではなく、業務フローを整理し、判断が必要な工程と定型作業を分解しながら、現場で動く仕組みへ落とし込んでいます。

AI活用の第一歩は、特別なアイデアを探すことではありません。日々の業務で「ここが面倒」「ここは間違いが起きる」「この作業をなくしたい」と感じる箇所を見つけ、AIと一緒に仕組みへ変えていくことです。今後も全力でサポートさせていただきます!

「AX CAMP」サポート担当より

💡AIと働く組織をつくる「AX CAMP」

本質的にAIを使いこなせる人材へ。

ヒト・モノ・カネ・情報──そして、第5の経営資源「AI」。

あなたの組織は、AIを当たり前にできていますか?

✅ 「AX CAMP」サービス概要

業務AI化のプロ集団AXが提供する「AX CAMP」は、業務ヒアリングでAI化すべき仕事を見つけ→14時間のeラーニングで基礎からAIエージェント設計まで学び→AI化計画を立て→実装・改善・定着まで伴走する、超実践型のAI研修プログラムです。

AIを「知っている」「使っている」で終わらせず、成果を数字で捉えながら、現場でAIが動き続ける状態をつくります。

✅ 伴走支援でできること

・AI化すべき業務を見つける業務ヒアリング・棚卸し

・AIの基礎からAIエージェント設計まで学ぶ14時間のeラーニング

・AI化業務の優先度とロードマップを設計するプランニングMTG

・AIエージェントの設計・構築・改善サポート

・実務に使えるAIエージェントの配布

・毎日AI相談室・チャットでの質問対応

・ミーティングによる継続的な実装支援

短期のスキル習得だけではなく、実務で成果が出て、現場に定着するまで伴走します。

✅ 導入いただいた企業様は…

・「AIでできないか?」と考え、業務を分解する文化が根づく

・非エンジニアでも、自社業務に合うAIエージェントを設計・内製できるようになる

・AI化の成果を数字で捉え、継続的に改善できるようになる

・「AIが使える」ではなく、「AIが業務の中で動き続ける組織」へと進化する

こんなAI組織としての未来が待っています。

✅ 導入企業のリアル

・週30時間相当の既存業務を5時間以内へ

・6〜7名以上が関わる想定の業務を、ほぼ1名で回せる体制へ

・クリエイティブのチェックを1件約1時間からほぼゼロへ

・週17.5時間かかっていた広告分析を約10分へ

・24名の先行活用を起点に、全社展開へ

こうした成果の背景には、業務の棚卸しから、

人とAIの役割設計、実装、改善、定着までを一体で支援するAX独自の伴走があります。

✅ まずは無料相談から

「自社の業務でどこまでAI化できる?」

「導入にかかる時間は?」

「他社の事例をもっと知りたい!」

そんな疑問をお持ちの方に、無料相談をご用意しています。

成果につながる一歩を、いま踏み出してみませんか?

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