「数字は見ているようで、ちゃんと見ていなかった」
複数店舗を束ねる本部業務で、そんなもどかしさを感じていませんか?
店舗ごとに広告運用の状態を確認し、数字を読み解き、次の施策につなげる。大切だと分かっていても、70店舗分の確認・集計・分析を人の手で続けるには限界があります。資料作成やマーケット調査、日々の業務伝達まで、人の判断と手作業に頼るほど、本来向き合うべき店舗支援や事業成長に時間を使いにくくなっていきます。
そんな壁を越えたのが、株式会社MIGRIDSで代表を務める鈴木太郎氏です。「AX CAMP」を通じて、70店舗分の広告運用分析は週17.5時間相当から約10分に短縮。さらに、Googleマップ口コミ促進ツールを内製化し、70店舗導入時に年間840万円かかる想定だった固定費を0円に抑える成果も生まれました。

さらに大きな変化は、非マーケターでも店舗ごとの運用状態を理解できるようになったこと。AI推進部署も生まれ、店舗への業務アクションのリマインドまでAIで行う体制が広がり始めています。鈴木氏がどのようにその一歩を踏み出したのか、お話を伺いました。
※本事例は、「AX DIVE」導入時のものです。現在は内容を拡張・統合し、「AX CAMP」として提供しています。本記事の表記は現行の「AX CAMP」に統一しています。
お話を伺った方
代表 / CEO 鈴木太郎氏
事業内容:パーソナルジム、パーソナルピラティスブランドを全国に展開するフランチャイズ本部を運営。鈴木氏は代表として、主に営業・マーケティング領域を担当。
70店舗を束ねる本部で、資料作成も数字分析も人の手に残っていた
ーーまず、事業内容と鈴木様ご自身の役割について教えてください。
鈴木氏:
弊社は、パーソナルジムやパーソナルピラティスのブランドを日本全国に展開しています。そのフランチャイズ本部も運営しており、私はブランドと会社の代表を務めています。
今回の受講は、私とCOOの森の2名で参加しました。私はもともと営業やマーケティング領域を見ていて、森はバックオフィス、人事、財務といった領域を見ています。役割は違いますが、それぞれの分野でAIをどう活用できるかを考えていくことがきっかけでした。
ーー「AX CAMP」導入前は、どのような課題を感じていましたか?
鈴木氏:
当時は、AIに対する理解や実装という意味では、自分たちで何かを開発するところまでは至っていませんでした。ChatGPTで文章生成をするような、本当に基礎的な使い方にとどまっていたんです。
一方で、資料作成やデータ集計、業務の自動化など、人の手でやらなければいけない作業はまだまだ多くありました。特に営業・マーケティング領域では、フランチャイジーに対する営業資料、営業先のマーケット調査、資料のたたき台作成、マーケティング数字の集計などに時間がかかっていました。
数字自体は、スプレッドシートなどを見れば分かります。ただ、その数字から「どの施策がうまくいっていて、逆に課題は何か」を追記していくところは、これまでなんとなく見ていたようで、ちゃんと見られていなかったと感じていました。膨大な時間がかかるので、それをAIで一瞬でアウトプットしたいという課題感がありましたね。
ボードメンバー2人で学び、営業・マーケとバックオフィスの両方へ広げた
ーーなぜ、ボードメンバーのお二人で受講されたのでしょうか?
鈴木氏:
AIを学ぶには、まずCEOである私とCOOである森がちゃんと理解しなければ、自分たちの文化として社内に伝えていけないと思っていました。
私は営業・マーケティング、森はバックオフィスや人事・財務を見ています。それぞれの領域でAIを活用できるかを考えるためにも、まずはボードメンバー2人で受けることにしました。
ーー数あるAI研修やツールの中で、「AX CAMP」を選んだきっかけは何でしたか?
鈴木氏:
もともとぶんたさん(AX CEO石綿)のYouTubeやSNSでの発信も拝見していて、ぜひ学んでみたいと思ったことが決め手になりました。
ーー受講してみて、AIへの向き合い方に変化はありましたか?
鈴木氏:
いい意味でのギャップはありました。こんなに簡単にできるんだな、という発見です。
エンジニアではない自分たちでも、AIと対話しながらツールを作ったり、新しいサービスの形を作れたりする。そのことには本当に驚きの連続でした。
週17.5時間相当が10分に。広告運用分析Botで数字の読み違いも減らす

ーー実際に作ったAIエージェントやツールについて教えてください。
鈴木氏:
70店舗の広告運用状態を集計・分析できるBotのようなものを作りました。店舗数が多いと、1店舗ごとの広告運用にかけられる時間がどうしても少なくなってしまいます。
そこで、店舗ごとの広告運用の状態をAPIで連携し、自動で集計とマーケティング分析ができるようにしました。ほかにも、営業資料を作るためのスライドデザインのスキルを作って、社内で使えるようにしたり、外部ツールを自分たちで代替して固定費を削減したりしています。
ーー70店舗分を見るとなると、工数のインパクトも大きそうです。どのくらい短縮できましたか?
鈴木氏:
担当者ベースの話にはなりますが、1店舗あたり毎週15分から20分ほど見ていくと、70店舗では膨大な時間になります。仮に15分×70店舗で計算すると、1週間あたり1,050分、つまり17時間半です。
それが、いまは自動でレポートが出るツールができているので、10分ほどに集約できています。実際に毎週17時間半をかけ切れていたわけではありませんが、必要工数として見ると大きなインパクトがありますね。
ーー自動化されたことで、数字の見方にも変化はありましたか?
鈴木氏:
ありました。広告運用に全スタッフが詳しいわけではないので、以前は数字を読み間違えたり、何が当たりなのかよく分からなかったりすることもありました。
いまは、非マーケターでも同じ回答を得られるようになっています。つまり、この店舗の運用状態が良いのか悪いのか、良いとしたらなぜ良いのか、悪いとしたらなぜ悪いのかを、誰でも理解できるようになったことがすごく良かったですね。
広告運用分析の変化
・Before:1店舗あたり毎週15〜20分かけて運用状態を確認。70店舗分では週17.5時間相当の確認工数が発生し、数字の読み違いや判断の属人化も起きやすかった。
・After:API連携したBotで広告運用状態を自動集計・分析。週17.5時間相当の確認が約10分に集約され、非マーケターでも店舗ごとの良し悪しと理由を理解できるようになった。
💬 「店舗数が増えるほど、数字確認と施策判断が追いつかない」と感じていませんか?
「各店舗の広告運用状態を見たいけれど、人の手では追いきれない」
「数字はあるのに、良い理由・悪い理由まで言語化できていない」
そんな方へ。
鈴木様のように、多店舗展開の本部業務をAIで見える化し、判断に使えるレポートへ変える方法をご相談いただけます。まずは一度、無料相談で自社の課題を整理してみませんか?
70店舗導入なら年間840万円相当。外部ツールを“自分たちで作る”選択肢が生まれた
ーー外部ツールを自社で代替して、固定費を削減できたというお話もありました。
鈴木氏:
当時、Googleマップ上の口コミを書いてもらうための外部ツールを試験導入していました。文章をAIが考えてくれて、ボタンひとつでそこまで持っていけるようなツールです。
それが1店舗あたり月額1万円ほどでした。仮に70店舗すべてに導入すると月70万円、年間で840万円になる想定です。それを社内で作れたことで、同じような仕組みを外部ツールに頼らず運用できるようになりました。
ーーほかにも内製化できたものはありますか?
鈴木氏:
森の方がかなりAIに詳しく、いろいろなものを作っています。営業資料のデザインツールも森が作りましたし、直近ではヒートマップツールも試作しています。これまで外部で提供されていたものを社内で作ることで、月5万円ほどかかっていたものが0円になったという成果もあります。
一つひとつのツールはそこまで大きなコストではなくても、まとまってくるとかなりのインパクトになると感じています。
ーー実装の中で、壁にぶつかった部分はありましたか?
鈴木氏:
最初は、初めて聞く言葉やコーディング、API連携を理解するまでに少し時間がかかりました。自分たちはエンジニアではないので、最初は戸惑いもありましたね。
ただ、それもすべてAIが回答してくれる形です。AIに聞くことに慣れた後は、そこまで大変ではなくなりました。担当のAIコンサルタントからも随時連絡をいただいたり、「こういうものがありますよ」と紹介していただいたりしていたので、安心感がありました。
AI推進部署が生まれ、店舗現場のリマインドまでAIが担うように
ーー本部や店舗側にも、AI活用の変化は広がっていますか?
鈴木氏:
AI推進のための部署ができました。まだ2名体制ですが、社内ではかなり変化が起きている印象です。
たとえば、今日の問い合わせ内容をAIがまとめることもしています。全店舗に対して、今日やらなければいけない業務アクションを各店舗ごとに分けて、AIがリマインドを促すようなことも行っています。
店舗側は、それに沿って対応できる。AIから指示が来て、それに沿って行動すれば運営が進むような状況が少しずつできています。
ーー削減できた時間は、どんなところに使えるようになりましたか?
鈴木氏:
空いた時間で、より対人とのコミュニケーションが増えている感じがします。本部内での会議なども含めて、人と向き合う時間に使えるようになっています。
次は“勝てる出店判断”へ。AIを事業成長のパートナーにする
ーー今後、AIで取り組んでいきたいテーマを教えてください。
鈴木氏:
私たちは店舗のビジネスなので、どの場所にどういった条件で店舗を出店するかがすごく大事になります。
いま常にやり始めている部分ではありますが、周辺の商圏人口などの情報をもとに、その場所に店舗を作ったらどれくらいの売上規模になるのかを試算していきたいです。そういう試算を使いながら、勝てる店舗出店を進めていきたい。そのためにAIは必ず必要になってくると思っています。
ーー同じようにフランチャイズや実店舗ビジネスでAI活用を考えている方に、最初の一歩としておすすめするとしたら何でしょうか?
鈴木氏:
一番大変なことは、全体的な数字のマーケティングと、仕事・業務の伝達の部分だと思います。
そこをAIで自動化できたら、かなり本部の負担は軽くなるはずです。フランチャイズをやっているブランド本部さんであれば、まずは数字のマーケティングと業務伝達の自動化から始めると、負担が減るのではないかと思います。
今回は、70店舗を展開するフランチャイズ本部で、広告運用分析の自動化と外部ツールの内製化を実現した、株式会社MIGRIDS・鈴木太郎様の事例をご紹介しました。
鈴木様は、AIを単なる文章生成ツールとして使うのではなく、ボードメンバー自らが理解し、営業・マーケティング、バックオフィス、店舗現場へと広げる起点を作られました。週17.5時間相当の広告分析を10分に集約し、外部ツールに頼らず自社で必要な仕組みを作れる状態まで進めた取り組みは、多店舗展開企業にとって大きなヒントになるはずです。
次のテーマである出店判断の高度化も含め、AIを事業成長のパートナーとして活用されていく姿を、引き続き全力でサポートさせていただきます。
「AX CAMP」サポート担当より
💡AIと働く組織をつくる「AX CAMP」
本質的にAIを使いこなせる人材へ。
ヒト・モノ・カネ・情報──そして、第5の経営資源「AI」。
あなたの組織は、AIを当たり前にできていますか?
✅ 「AX CAMP」サービス概要
業務AI化のプロ集団AXが提供する「AX CAMP」は、動画で基礎を学び→実務に合わせたカリキュラムを進め→伴走支援で成果を出すまでをフルサポートするプログラムです。
現場で使える・成果が出る・文化として定着するAI活用を実現します。
✅ 伴走支援でできること
・AIエージェントの設計・活用サポート
・実務に使えるAIエージェントの配布
・方針やカリキュラムを設計するプランニングMTG
・グループコンサル
・最新情報を取り入れたオンラインAI勉強会
・チャットでの質問対応
・月1回の定例ミーティング
短期のスキル習得だけではなく、成果を出すまで伴走します。
✅ 導入いただいた企業様は…
・「AIでできないか?」と考える文化が根づく
・自社専用のSaaS・AIエージェントを内製できるようになる
・”AIが使える”ではなく”AIで回る組織”へと進化する
・社長1人で大量の仕事を回せるAIチーム体制ができる
こんなAI組織としての未来が待っています。
✅ 導入企業のリアル
・自社SaaSを1ヶ月で構築/180万円の外注費カット
・年間320万円相当の効率化/月間110時間の削減
・SNS運用AIで月1,000万インプレッションを自動化
・非エンジニア社員が業務効率化ソフトを内製・販売
・業務時間83%削減/47,000時間をAI化(自社実績)
こうした成果の背景には、10万回以上の検証を重ねたAX独自の知見があります。
✅ まずは無料相談から
「自社の業務でどこまでAI化できる?」
「導入にかかる時間は?」
「他社の事例をもっと知りたい!」
そんな疑問をお持ちの方に、無料相談をご用意しています。
成果につながる一歩を、いま踏み出してみませんか?

