【導入事例】動画1本あたり2〜3時間の時短を実現!YouTube運用担当者が語る、プログラミング未経験からのAIエージェント構築術

「AIは触っているけれど、業務には入り切っていない」

動画制作の現場で、そんなもどかしさを感じていませんか?

月16本のYouTube動画を制作する中で、テロップチェック・カット確認・請求書照合など、手作業に追われる毎日。AIツールは一通り触っていたものの、「仕組み」として業務に組み込むところまでは届いていなかった。

そんな壁を越えたのが、株式会社黒船物流でYouTubeディレクターを務める中村仁亮氏です。2022年からいち早くAIを活用してきた中村氏は、「AX CAMP」を通じて動画編集の誤字脱字チェックをAIで自動化し、1本あたり2〜3時間の時短を実現。さらに、本格的なプログラミング経験がないながらもAIエージェントを自力で構築し、請求書の自動照合やChatwork監視システムまで開発しました。

「AIを使える」から「AIで仕組みを作れる」へ。中村氏がどのようにその一歩を踏み出したのか、お話を伺いました。

お話を伺った方

株式会社黒船物流

YouTubeディレクター 中村仁亮氏

担当業務:YouTube投稿・動画チェック・作業進行管理・資料作成・システム管理全般

2022年末からAIを活用。それでも「仕組み化」には壁があった

ーーまず、中村様のお仕事について教えてください。

中村氏:

僕は黒船物流の中で、物流の業務ではなくYouTubeのディレクターとして働いています。動画の投稿管理、編集者への依頼や進行チェック、台本作成、会議資料の準備など、YouTube運営に関わることを幅広くやっています。

ーーAI導入前は、どのような課題を感じていましたか?

中村氏:

月に16本の動画を制作しているのですが、編集済みの動画の誤字脱字チェックやカット確認に、1本あたりかなりの時間がかかっていました。テロップの確認だけで1〜2時間、カットの確認で約1時間。1人でチェックするとどうしてもミスが出てしまうので、品質を上げるためにもAIとのダブルチェック体制を作りたいと思っていました。

あとは、動画編集者さんへの請求書照合も手作業で、金額の突き合わせに時間を取られていましたね。

ーー当時からAIツールはお使いだったんですよね。

中村氏:

実は2022年の末頃からもう活用していました。便利なものはとにかく使うタイプなので、ChatGPT、Gemini、Claudeなど一通り触っていて。ただ、「業務に安定して組み込む仕組み」を作るところまでは到達できていなかったんです。アイデアはあるけれど、仕組みとして回すところに壁がありましたね。

会社全体でのAI導入。「僕からだろうな」と確信していた

ーー黒船物流様として、全社的にAI導入を進めることになった経緯を教えてください。

中村氏:

「僕からでしょうね」という感覚でしたね。今後AIが必須になるのはもう確定していたと思うので、黒船物流がこのタイミングですぐに取り入れるというのは、最先端をいっているなと。自分がやっていることをさらに深掘りできるチャンスだなと捉えていました。

ーー「AX CAMP」を受講してみて、最初に感じたことは何でしたか?

中村氏:

ネットで独学していると、情報のハルシネーション(嘘)や精度に不安を感じることがあったんですが、AX CAMPのしっかりしたカリキュラムを通じて知識の確信が深まったのが大きかったです。「自分がやってきたことの方向性は間違っていなかった」と確認できた場でもありましたね。

あと、個別プランニングMTGで請求書自動照合システムの構想を相談したとき、OCRからスプレッドシート照合、自動判定までの流れを一緒に具体化してもらえたのが、大きなブレイクスルーとなりました。

動画1本あたり2〜3時間の時短。請求書照合もAIで自動化

ーー具体的な成果について教えてください。

中村氏:

まず一番大きいのは、動画編集の誤字脱字チェックをAIで自動化できたことです。モデルが上がるにつれてどんどん精度も上がってきていて、今は本当に細部までチェックできるようになっています。チェックの部分に加えて、AIの発展でPremiere Pro上で使える便利なプラグインも増えてきたので、それらの積み重ねで1本あたり2〜3時間の時短になりました。

僕がメインで担当している動画は月に16本ほどで、作ったチェックツールを編集者の皆さんにも配布しています。おかげで初稿の段階から誤字脱字がかなり減りましたし、日本語の助詞の使い方なども再発見があって。AIチェックのたびに自分自身の日本語力も上がっている実感があります。

ーー他にも構築されたものがあると伺っています。

中村氏:

いくつかあります。

まず、請求書PDF自動照合システム。動画編集者さんから届く請求書をOCRで読み取って、スプレッドシートの金額と突き合わせて、一致なら緑、不一致なら赤で表示する仕組みです。複数モデルを組み合わせて構築しました。

次に、Chatworkログ監視システム。8時間以上返信がないスレッドを自動検知してアラートを出す仕組みです。未返信や対応漏れの防止に役立っています。

あとは、YouTube台本のコンテキスト駆動制作フロー。AntiGravityでコンテキストを整理して、ChatGPT GPTsで精度を担保する形で、台本作成を大幅に短縮できました。

スプレッドシートでの動画管理も変わりましたね。元々はSUM関数しか書けなかったんですが、今はAIに「こういうスプレッドシートにしてほしい」と言うだけで完成するので、管理ツールの構築スピードが格段に上がりました。

動画制作業務の変化

・Before:テロップ・カット確認に1本あたり2〜3時間、請求書照合も手作業

・After:AIで自動チェック、1本あたり2〜3時間を削減。請求書照合・チャット監視も自動化

💬 「AIは触っているけど、業務に組み込めていない」と感じていませんか?

「ツールは使えるけど、仕組みにできない」
「プログラミング経験がないから無理だと思っている」

そんな方へ。

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本格的なプログラミング経験がなくても「楽しんだもの勝ち」。壁はモデルを変えて乗り越える

ーー中村様は本格的なプログラミング経験はなかったとのことですが、抵抗感はなかったですか?

中村氏:

AIが勝手に書いてくれるので、抵抗感というよりむしろ知識欲が引き立てられる感覚でしたね。「これってどういうことなんだろう」とどんどん知りたくなるので。この時代での仕事はもう楽しんだもの勝ちかなと思っています。

CLASPやAntiGravityといった開発環境を「AX CAMP」で教えてもらったことで、GASの開発スピードが格段に上がりました。GPTとCursorの役割分担も見直して、アイデア出しや設計はGPTで、実際のコーディングはCursorで、という使い分けをしています。

ーー開発がうまくいかない時はどう乗り越えましたか?

中村氏:

うまくいくまでやるだけですね。ChatGPTでダメだったらClaudeに聞いてみたり、その逆もやったり。ちょっとモデルを変えて視点を変えてもらうことで、解決することが多いです。「できる」というところだけ追求して、どうしてもできなければ別の方向を探してまた追求する。その繰り返しですね。

ーーAIに対する向き合い方は変わりましたか?

中村氏:

めちゃくちゃ変わりました。今はAIを「優秀な部下」として捉えていて、AIは作るんじゃなくて育てる時代なのかなと思っています。SkyWorkのナレッジベースに業務ごとの指示を保存しておいて、必要な時に引っ張ってきて指示するだけ。複数業務を同時に回せるようになりました。

AIがない時代にはもう戻れないですね。もしかしたらこの年末あたりには、動画編集自体がAIでほとんどできるようになるんじゃないかとも予想しています。

個人の活用から、チームへの展開も見え始めている

ーー今後の展望を教えてください。

中村氏:

まず、動画編集のチェックツールを全編集者が使えるようにデプロイしたいですね。今はローカル環境で動いているので、クラウドに載せて誰でもアクセスできる状態にするのが次のステップです。

あとは、管理職的な仕事は全部AIに置き換えていきたいですね。手が空いたら、もっとAIを触っていたいです(笑)。個人の活用にとどまらず、「AIを使ったら自分のやりたいことが実現できるんだ」という気づきを、チーム全体に広げていきたいと思っています。

ーー最後に、AIを活用したいと考えている方へメッセージをお願いします。

中村氏:

元々「こういうのをコードで書いたら自動化できるんだろうな」という発想はあったんですが、コードが書けなかった。プログラミングの勉強1年、2年、3年とやるのは嫌だなと思っていたんですが、AIで全部やってくれるようになった。元々あった発想が実現したというイメージですね。

「AIはできない」と思い込んでいる人も多いと思うんですが、実際に一緒に作ってみると、自分のやりたいことが実現できるんだと気づく。そこに気づけた人から、どんどんAIを活用していくんじゃないかなと思っています。

今回は、本格的なプログラミング経験なしにAIエージェントを自力で構築し、動画制作業務で1本あたり2〜3時間の時短を実現した株式会社黒船物流・中村仁亮様の事例をご紹介しました。

中村様は受講前からAIリテラシーが高く、独学でもかなり触られていた方です。それでも「業務に組み込む仕組み化」には壁を感じていらっしゃいました。「AX CAMP」を通じて開発環境を習得し、個別MTGで構想を具体化したことで、一気に実装フェーズに入られました。動画チェックの自動化だけでなく、次々に実装を横展開されている姿がとても印象的です。チーム全体への展開も見据えた中村様のさらなる挑戦を、引き続き全力でサポートさせていただきます!

AX CAMPサポート担当より

💡AIと働く組織をつくる「AX CAMP」

本質的にAIを使いこなせる人材へ。

ヒト・モノ・カネ・情報──そして、第5の経営資源「AI」。

あなたの組織は、AIを当たり前にできていますか?

✅ 「AX CAMP」サービス概要

業務AI化のプロ集団AXが提供する「AX CAMP」は、動画で基礎を学び→実務に合わせたカリキュラムを進め→伴走支援で成果を出すまでをフルサポートするプログラムです。

・従業員をAI人材に育成したい企業 → 「AX CAMP」

・経営層がAI導入を学びたい場合 → 「AX DIVE」

現場で使える・成果が出る・文化として定着するAI活用を実現します。

✅ 伴走支援でできること

・AIエージェントの設計・活用サポート

・実務に使えるAIエージェントの配布

・毎日参加できる「AI相談室」(グループコンサル)

・最新情報を取り入れたオンラインAI勉強会

・チャットでの質問対応

・月1回の定例ミーティング

短期のスキル習得だけではなく、成果を出すまで伴走します。

✅ 導入いただいた企業様は…

・「AIでできないか?」と考える文化が根づく

・自社専用のSaaS・AIエージェントを内製できるようになる

・“AIが使える”ではなく“AIで回る組織”へと進化する

・社長1人で大量の仕事を回せるAIチーム体制ができる

こんなAI組織としての未来が待っています。

✅ 導入企業のリアル

・自社SaaSを1ヶ月で構築/180万円の外注費カット

・年間320万円相当の効率化/月間110時間の削減

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