【導入事例】2年かかるはずだったダッシュボードの開発を4か月で実現!飲食店SNSマーケ支援企業の非エンジニア担当者が築いたAI活用基盤

「コードを使えなかったら、作るまであと2年くらいはかかっていたと思います」

AIを使いたい気持ちはある。けれど、社内データの整備、ツール間の連携、現場への浸透まで考えると、どこから手をつければいいのか分からない。

現場でそんなもどかしさを感じていませんか?

Meta広告、MEO対策、Instagram運用、動画制作、デザイン支援など、扱う情報も関係者も多い中で、データをどう蓄積し、どう活用するか。標準機能だけでは限界があり、分かりやすいUIや社内に使われる仕組みづくりに行き詰まっていた——。

そんな壁を越えたのが、株式会社イットで管理部としてデータ活用・KPI設定・環境構築を推進する鈴木勇佑氏です。「AX CAMP」を通じて、Salesforceカスタムダッシュボードの開発、Slack AI秘書、議事録自動作成エージェント、Salesforce MCP、Google Place API MCP、Claudeスキル管理ライブラリー、代理店手数料計算の自動化など、複数の業務基盤を構築しました。

中でもSalesforceカスタムダッシュボードは、鈴木氏本人が「あと2年くらいはかかっていた」と語る開発を、4か月で形にした象徴的な成果です。

さらに大きな成果は、AIを「個人で試すツール」から「社内の業務基盤を作る力」へと変え始めたこと。今回は、非エンジニアの立場からどのようにAI活用を進めたのか、鈴木氏に伺いました。

※本事例は、「AX DIVE」導入時のものです。現在は内容を拡張・統合し、「AX CAMP」として提供しています。本記事の表記は現行の「AX CAMP」に統一しています。

お話を伺った方
株式会社イット
管理部 鈴木 勇佑 氏
担当業務:飲食店向けSNSマーケティング支援事業における、データ蓄積・活用、KPI設定、Salesforceを中心とした環境構築を推進。

Salesforce標準機能の壁。「非エンジニア」のままでもデータ活用を前に進めたかった

ーーまず、株式会社イット様の事業内容と、鈴木様の担当領域について教えてください。

鈴木氏:

株式会社イットは、飲食店様向けにSNSを中心としたマーケティング支援を行っている会社です。主な商材としては、Meta広告の運用、MEO対策のためのツール販売が大きな軸です。それ以外にも、Instagramページの作成、動画制作、デザイン関連の支援も行っています。

私自身は、どちらかというと裏方の立場です。現在は管理部に当たる部署で、SNS関連の事業で扱うデータをどう蓄積するか、それをどう活用するかを、各現場の代表者とも相談しながら進めています。KPIの設定や、それを見やすくする環境の構築も担当しています。

ーーAIを活用する前、業務上で特に困っていたことは何でしたか?

鈴木氏:

一番大きかったのは、技術的な知識が本当にないことでした。データを管理する肩書きを持っていながら、プログラミング経験があるわけではなく、いわゆる非エンジニアなんです。

弊社ではSalesforceを使っているので、標準機能を使ったレポーティングやダッシュボード作成は行っていました。ただ、どうしてもそこで頭打ちが来てしまう。さらに、それを社内に浸透させるための分かりやすいUIの作成や、文化として定着させるところにも行き詰まりを感じていました。

ーー受講前から、AI自体は使われていたのでしょうか?

鈴木氏:

受講前も、ChatGPTのカスタムGPTsを作って、細かい業務を自動化してスタッフに配布するようなことはしていました。

ただ、もっと深く、しっかり業務に活用できていたかというと、そうではありません。誰でも扱える簡単な部分を触りながら、自分の業務を手探りで効率化していた状態でした。

代表の危機感とキックオフで見えた可能性。「AIエージェント開発を学べる」が刺さった

ーー数あるAI研修サービスの中で、「AX CAMP」を知ったきっかけは何だったのでしょうか?

鈴木氏:

最初に話を持ってきたのは、弊社の代表でした。YouTubeがきっかけだったと聞いています。

代表としては、AIをどう社内に浸透させるかに強い関心があったようです。私自身もAIを使えないことへの強い危機感を持っていたところでした。

ーー鈴木様ご自身は、「AX CAMP」のどのような点に期待されていましたか?

鈴木氏:

最初のキックオフミーティングに参加したときに、コーディング系の開発や、AIエージェントを使った開発についても学べると聞いたことが、私の中では非常に印象に残りました。

私はもともと、データを扱う立場でありながら技術面に課題を感じていました。だからこそ、AIエージェントやClaude Codeのようなものを使って、自分でも開発に近いことができるようになるのではないか、という期待がありました。

まずは私一人が受講し、その後トップダウンで社内に展開していく。そういう方針で進めていきました。

2年かかるはずだったダッシュボード開発へ。AIの力で7つの業務基盤を構築

ーー実際に受講して、特にインパクトが大きかった取り組みを教えてください。

鈴木氏:

一番インパクトが強かったのは、Claude Codeを使ってSalesforceのカスタムダッシュボードを作ったことです。標準機能では実現できなかった目標設定の動きや売上推移の可視化を形にすることができました。

ユーザーごとに情報を絞り込んだり、フレキシブルにグラフを表示したりできるようになりました。現場からも「見やすい」と評価をもらえています。

正直、コードを使えなかったら、あのダッシュボードを作るまであと2年くらいはかかっていたんじゃないかなと思います。自分の思考を形にするまでのスピード感が、本当に変わりました。

ーーダッシュボード以外にも、複数の仕組みを作られたと伺っています。

鈴木氏:

はい。Slack上で使えるAI秘書「旭翔(あさひ・しょう)」を作って、Notionに登録されたマニュアル情報をもとに質問へ回答したり、カレンダー情報を取得したりできるようにしています。

名前も、AXの方に人の名前に近いほうが覚えてもらいやすいというアドバイスを受けて付けました。フルネームの中に「ひしょ(秘書)」が入っているのもポイント。人物画像も作成して、実在の人物のように社内で認識してもらえるようにしています。

他にも、Google Meetの録画をNotionに文字起こし保存し、議事録を自動生成するエージェントも作りました。Salesforce情報と照らし合わせて取引先を自動で紐付けたり、タスクを抽出したりする機能も実装しています。

さらに、SalesforceカスタムMCP、Google Place API MCP、Claudeスキル管理ライブラリー、代理店手数料計算の自動化なども進めました。代理店手数料については、ほぼ手動で行っていた計算を、Salesforceを参照しながらスプレッドシートに自動集計する形にしています。

Salesforceカスタムダッシュボード開発の変化

・Before:Salesforce標準機能のレポートやダッシュボードでは表現に限界があり、非エンジニアのまま自力で形にするには約2年かかる感覚があった。

・After:Claude Codeを活用し、受講期間内にカスタムダッシュボードを構築。Slack AI秘書、議事録自動作成、MCP、手数料計算自動化など、複数の業務基盤へ展開できる状態になった。

💬 「AIは使っているけれど、社内の業務基盤までは作れていない」と感じていませんか?

「SalesforceやNotionを使っているが、自社に合う形に作り込めない」

「非エンジニアだから、開発や自動化は外部に頼むしかないと思っている」

そんな方へ。

鈴木様のように、プログラミング経験がなくてもAIの力を借りながら、社内データ活用や業務基盤づくりを前に進める方法をご相談いただけます。まずは一度、無料相談で自社の課題を整理してみませんか?

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60点で出してフィードバックをもらう。AI活用を社内文化に変えていく

ーー社内への展開という点では、どのような変化が出ていますか?

鈴木氏:

現時点では、まだ私個人の業務効率化が中心です。ただ、Claudeを全社で使える環境は整えていますし、ダッシュボードのようにAIを使って作ったシステムは、間接的に現場メンバーにも使ってもらえる状態になっています。

もう一人、AI推進を一緒に進める担当者もいます。その人と2人体制で、作ったものをブラッシュアップしながら社内に展開していく形を作っているところです。

ーー「AX CAMP」のサポートで、印象に残っているアドバイスはありますか?

鈴木氏:

「最初から100%を目指さなくていい」というアドバイスは、特に印象に残っています。

社内に展開するものは、最初から完璧に作り込むのではなく、60%くらいの完成度で公開して、フィードバックをもらいながらブラッシュアップしていく。そのほうがコミュニケーションの機会も生まれますし、浸透も早い。

自分一人で完成形まで持っていこうとすると、どうしても時間がかかります。でも、少し粗くても社内に出してみることで、現場の声を拾いながら本当に使われるものに近づけていける。その考え方はすごく助かりました。

ーー技術的に難しい場面では、どのように進めていましたか?

鈴木氏:

技術的なところは、相談室の中でもいろいろ質問させていただきました。NotionやSalesforce、MCP、Claude Codeなど、初めて触るものも多かったので、壁に当たったときに相談できる場があるのは大きかったですね。

ただ、技術だけではなく意識面のサポートも大きかったです。AIを社内に浸透させるには、ツールを作るだけではなく、どう使ってもらうか、どう改善を続けるかが大事なんだと実感しました。

次は「社員が自分で作れる」組織へ。AI推進はこれから加速する

ーー今後、どのような方向にAI活用を広げていきたいですか?

鈴木氏:

今後は、「あったらいいな」の開発から、実際に業務工数を大幅に削減できるものへシフトしていく必要があると思っています。

そのためにも、社員が自分でエージェントを作れるレベルまで引き上げたいです。社内でワークショップを開催して、カスタムエージェントやClaudeスキルの作成を促進していく予定です。

個人で作ったものを、私やもう一人の推進担当者がブラッシュアップして全体に配布する。その積み重ねで、AIが浸透する文化を作っていきたいですね。


今回は、非エンジニアの立場からSalesforce・Slack・Notionをつなぐ業務基盤づくりを進めた、株式会社イット・鈴木勇佑様の事例をご紹介しました。

鈴木様は、もともとデータ活用やKPI設計の必要性を強く感じながらも、「技術的な知識がない」という壁に直面されていました。「AX CAMP」を通じてClaude CodeやAIエージェント開発を実務に取り入れたことで、Salesforceカスタムダッシュボードをはじめとする複数の仕組みを自ら形にし、社内展開の土台まで作り始めています。

これからは、鈴木様個人の活用から、社員一人ひとりが自分でエージェントを作れる文化づくりへ。AI活用の本格化に向けて、引き続き全力でサポートさせていただきます!

「AX CAMP」サポート担当より

💡AIと働く組織をつくる「AX CAMP」

本質的にAIを使いこなせる人材へ。
ヒト・モノ・カネ・情報──そして、第5の経営資源「AI」。
あなたの組織は、AIを当たり前にできていますか?

✅ 「AX CAMP」サービス概要

業務AI化のプロ集団AXが提供する「AX CAMP」は、動画で基礎を学び→実務に合わせたカリキュラムを進め→伴走支援で成果を出すまでをフルサポートするプログラムです。

現場で使える・成果が出る・文化として定着するAI活用を実現します。

✅ 伴走支援でできること

・AIエージェントの設計・活用サポート
・実務に使えるAIエージェントの配布
・毎日参加できる「AI相談室」(グループコンサル)
・最新情報を取り入れたオンラインAI勉強会
・チャットでの質問対応
・月1回の定例ミーティング
短期のスキル習得だけではなく、成果を出すまで伴走します。

✅ 導入いただいた企業様は…

・「AIでできないか?」と考える文化が根づく
・自社専用のSaaS・AIエージェントを内製できるようになる
・“AIが使える”ではなく“AIで回る組織”へと進化する
・社長1人で大量の仕事を回せるAIチーム体制ができる
こんなAI組織としての未来が待っています。

✅ 導入企業のリアル

・自社SaaSを1ヶ月で構築/180万円の外注費カット
・年間320万円相当の効率化/月間110時間の削減
・SNS運用AIで月1,000万インプレッションを自動化
・非エンジニア社員が業務効率化ソフトを内製・販売
・業務時間83%削減/47,000時間をAI化(自社実績)
こうした成果の背景には、
10万回以上の検証を重ねたAX独自の知見があります。

✅ 導入企業の口コミ・インタビューも公開中

実際の事例インタビュー記事もご覧いただけます。

note(ノート)
AX実績インタビュー|ぶんた@株式会社AX CEO|note AI導入で実際に成果を上げた企業やチームの“生の声”を掘り下げるインタビューマガジン。法人向けAI研修「AX CAMP」やAIエージェント開発の伴走支援を通じて、業務効率化・...

✅ まずは無料相談から

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