「毎週の定期タスクや定期案件に、自分の時間がどんどんブロックされていく」
「本当はやりたい新規開拓や新しい挑戦に、なかなか手が回らない」
少人数で会社を経営している方ほど、こうした課題に直面しがちではないでしょうか。
中小企業向けデジタルマーケティング支援を手がけるオーシャンズ株式会社様も、社員4名・パート1名・代表の計6名という少数精鋭体制の中で、定期業務に時間を取られ、新しい挑戦に踏み出しづらいという状況を抱えていました。
そこで代表の礒崎将一氏が取り組んだのが、「AX CAMP」を活用した社内全体でのAI活用です。受講を経て、6名全員が日常的にAIを使いこなす状態を実現。提案資料・定例資料の作成は2週間→2〜3日(約7割圧縮)、アフィリエイト掲載候補メディアのリサーチは1時間規模の作業がほぼ瞬殺へと短縮されました。

さらに大きな成果は、「これはAI向き、これはAI向きじゃない」を実体験から判断できる”見極め力”が組織に根付いたこと。今回は、その裏側を礒崎氏に伺いました。
実績サマリー
・Before:定期業務に時間がブロックされ、新規開拓や新しい挑戦に時間を割けない/AI活用は個人レベルにとどまる
・After:6名全員がAIを日常的に活用/提案・定例資料の作成 2週間→2〜3日(約7割圧縮)/アフィリエイト候補メディアのリサーチが 1時間→ほぼ瞬殺
・組織変化:「AI向き/AI向きでない」の見極め力が組織に定着/メンバーが自発的にAI活用に取り組む文化に
今回お話を伺った方
オーシャンズ株式会社 代表 礒崎 将一 氏
中小企業を中心としたデジタルマーケティング支援を提供。課題のヒアリングから戦略構築、広告運用、ウェブサイト・ページ制作までを一気通貫で支援。社員4名・パート1名・代表の計6名で運営している。
少人数経営の”時間ブロック”がきっかけだった
ーーまず、御社の事業内容と、礒崎様のお仕事について教えてください。
礒崎氏:
弊社は、中小企業を中心にデジタルマーケティングのご支援をさせていただいている会社です。お客様の課題をお聞きした上で、戦略を構築しながら目的に合うマーケティングプランを作っていく。施策の実行支援として、広告運用やウェブサイト・ページ制作なども一気通貫で対応しています。
私自身は代表ですので、お客様のフロントに立ってコンサルティングをすることもあれば、人事や、メンバーの皆さんのサポートまで含めて、ほとんど何でもやっている、という感じですね。社員が4名、パートが1名、私を含めて全部で6名の体制です。
ーー「AX CAMP」を導入される前は、どのような課題を感じていらっしゃいましたか?
礒崎氏:
正直なところ、「明確な悩みがあったからAIをやろう」と思ったわけではないんです。ただ、少人数でやっているので、毎週の定期タスクや定期案件に自分の時間がブロックされてしまう。その結果、新しいことに取り組みたかったり、新規の営業活動をしたかったりしても、なかなか踏み出せない。
人を採用するか、業務委託で完全に切り出すか——その判断に踏み切れない限り、新しいことには手が回らない。「いかにそこを圧縮しながら、新しいことや価値の高い仕事に時間を使えるようにするか」というのが、AI導入の一つのきっかけでした。
ーー導入前、社内のAIリテラシーや温度感はいかがでしたか?
礒崎氏:
ChatGPTやGeminiなどは、それぞれが自分なりに使っていました。セキュリティの厳しい会社さんや、人数が多くてLLM導入が難しい会社さんに比べると、割と進んでいたほうだと思います。
SNSでも、先進的にAIを取り入れている企業さんの事例をたまに見ていて、「業務の8割が解消されました」という権威性のある方の発信を目にしたりすると、「ちょっとここをやっておかないと、1〜2年すると景色がまるで違うな」と。期待感と同時に、危機感もありながら取り組み始めた感じですね。
ーー数あるAI研修サービスの中で、「AX CAMP」を選ばれたきっかけは何だったのでしょうか?
礒崎氏:
最初のきっかけは、AX社代表の石綿さんがX上でご自身の会社のピボット経緯や、お金がない時期に結婚式を挙げられたストーリーなどを発信されているのを見て、グイグイ引き込まれていったところからですね。
もう一つの理由は、もともとAXさんがアフィリエイト広告(アドアフィ)領域の事業をやってらっしゃったこと。AI研修をやっている会社は世の中に色々ありますが、なるべく我々の事業を理解できる会社さんにお願いするほうが、結果的にいいと思ったんです。その2点で問い合わせさせていただきました。
提案資料2週間→2〜3日、リサーチは”瞬殺”へ!
ーー実際に「AX CAMP」を受講して、特にインパクトの大きかった事例を教えてください。
礒崎氏:
1つは、アフィリエイト支援におけるメディアリサーチですね。アフィリエイト掲載してほしいメディアの候補リストを、自分たちで検索してURLをコピペしてリスト化して……というタスクを、Claude for Chromeなどを使ってほぼ瞬殺で終わらせられるようになりました。これまで1時間ほどかかっていたものです。

もう1つはGoogleビジネスプロフィールのレビュー数や星評価のチェック。お客様によっては施設が数十件あって、それぞれのウェブサイトを目視で確認するのは大変でした。専用ツールは月数万円〜数十万円かかるので、そこまでのコストはかけたくない、でも状態は把握したい……というケースに、AIですぐ一括取得できるようになりました。
そして、僕個人として一番圧縮効果が大きかったのは、企画書や提案資料、定例資料といったスライド系の制作です。Claudeを使うことで、これまで2週間かけて作っていた資料が、2〜3日で仕上がるようになりました。本当に7割ぐらいは圧縮できた感覚です。
ーー全体としては、どのくらいの業務効率化を体感されていますか?
礒崎氏:
体感ベースで全体の20%ぐらいは何かしら圧縮されている感覚はありますね。
ただ、僕らの仕事って、ほっておいてもやらなくていいことを、つい皆さんやっちゃうんですよ(笑)。せっかくAIで20%圧縮できても、そこに10%ぐらい新しい仕事を足してしまっているような気もしていて。そこは正直プラマイあるんですけど、企画書や提案資料のような特定領域だけを切り出せば、7割ほど圧縮できた業務もある、という感じです。
一番の収穫は「AI向きか、AI向きじゃないか」を見極められるようになったこと
ーー数値以外で、最も大きかった成果は何でしたか?
礒崎氏:
成果物そのものはメンバーがいろいろ出してくれたので、それ自体は当然成果なんですが、それ以上に大きかったのは、「これはAI向きだな」「これはAI化はできるけど、たぶんワークしないな」という”見極め”が、自分たちの中についたことです。
SNSなどでは「こんなツールができました」という発信を見ると、作っていない側からするとすごい尊敬の気持ちが湧きますよね。でも一度自分たちでやってみると、「あ、これは作っても役には立つけど、会社が大きく変わるほどじゃないな」というのが身を持って分かる。これが今回、ある意味で一番の正解だったかもしれません。
ーー「作ってみたけど使わなかった」という経験も含めての判断軸ですね。
礒崎氏:
そうなんです。やっぱり、作った成果物が社内に浸透しているか・していないかは、結局そこ(=AI向きかどうかの見極め)にあったんだと思います。
ーー御社は皆さんがAIを使える状態に進んでいる、というお話を事前に伺いました。社内に浸透させるうえで、礒崎様が意識されていたことはありますか?
礒崎氏:
これは恥ずかしながら、逆なんです。本来なら代表の僕が推進していかないといけないのですが、他のメンバーがしっかりやってくれていて、毎週の定例もあったので、「やばい、みんなが頑張っているから、僕も頑張らなきゃ」みたいな感じで、最後尾でついていった側、というのが正直なところです(笑)。
旗を振られた側、と言ってもいいかもしれません。皆さんが自発的にやってくれている状態に、僕も申し訳なく思いながらついていった、というのが実態ですね。
日々忙しい中で、いかに時間を作るかは、やっぱり難しいんですよ。最初は「1日30〜40分はいけるかな」と思っていても、日々のタスクについ埋没してしまう。僕自身はコンスタントに時間が取れない時期もあったんですが、メンバーがしっかりやり切ってくれていて、本当にすごいなと思いました。
ーー一方で、開発の中でぶつかった壁はありましたか?
礒崎氏:
全員が非エンジニアなので、たとえばCursorでエージェントを作るときに、AIにいろいろ聞きながら全部やっていくんですが、自分たちの中にロードマップが腹落ちしないんですよね。AIに言われたとおりにやっている、という感覚になってしまって、うまくいかないと熱量がだんだん覚めていく——そういう瞬間は正直ありました。
そこで助けられたのが、毎週の定例ミーティングです。詰まっているところを相談すると糸口を発見させていただけて、そこが大きかったですね。
ーー「AX CAMP」のカリキュラムやサポートで、特に印象に残っているものは?
礒崎氏:
結局は基本に立ち返って「ワークフロー分解」、この言葉に尽きるなと感じました。うまくいかない時って、大きい粒度や中くらいの粒度ではなくて、めちゃめちゃ小さい粒度の中で何が起きているのかを振り返って、それをAI化していく。”ミクロをもっとミクロに”分解していく、という感覚です。
もう一つは「セルフリファイン」。これはもう、僕にとって鉄板呪文みたいに使い続けています。何かあったらセルフリファインです(笑)。自分たちが理解しているつもりでも、意外とうまくいかない時って、解像度がふわふわしているところがどこかにあって、そこが結局AIの精度が安定しないところなんだ、というのが本当によく分かりました。
「AX CAMP」を受講を進める上で出てきた、こうしたキーワードが特に印象的でしたね。
創出した余白は”泥臭いコミュニケーション”へ!
ーー創出した余白を、今後どのように使っていきたいですか?
礒崎氏:
お客様の一次情報をもっと取りに行きたいです。そこに時間を充てたいですね。顧客に対する理解を深めるために、足を運んでインタビューをしたり、エンドのお客様にお話を聞きにいったり。AIやWebで取れるような客観性の高い情報じゃなくて、もっと主観にまみれた情報をキャッチすることで、刺さる訴求につなげていきたいんです。
あとは、クライアントに対しても、もっと”泥臭いコミュニケーション”を増やしたいと思っています。今ってオンラインで全部完結できてしまうがゆえに、逆に会う理由が減っているんですが、僕らは地方でやっているので、会いに行って関係性を作ることが、他社にリプレイスされにくい参入壁になり得るんですよね。
AIで定量評価できる業務をどんどん圧縮した分、こうした”AIにはできない、人間らしい仕事”にこそ時間を投下していきたい、というのが今後の構想です。
ーー最後に、同じように悩んでいる経営者の方に向けてメッセージをお願いします。
礒崎氏:
やってみて自分たちが体感したのは、AI化って、土台の部分・前提の部分を会社の中でしっかり議論できれば、本当に良いものなんだろうな、ということです。
逆に、AIを”魔法の杖”のように扱って、土台の議論をしないまま外注したり、社内の誰かに「あなたやってください」と丸投げしてしまうと、たぶん定着しません。定着しても、本当に小さい範囲——たとえば議事録を取る、みたいなSaaS的なツールの代替でしかなくなってしまう。
AXというキーワードでいうところの”トランスフォーメーション”には、絶対にならない。おそらくDX推進と同じだと思うんですが、土台のところが本当に大切だな、と。今回、本当に身を持って実感したところです。
今回は、6名という少人数経営の中で、「AI向きの見極め力」を組織として育て、提案資料の制作時間を2週間→2〜3日(約7割圧縮)にまで圧縮された、オーシャンズ株式会社・礒崎将一様の事例をご紹介しました。
礒崎様は「自分は最後尾でついていった側」と謙遜されていましたが、メンバーが自発的にAIに取り組み、定例で次の課題を発見しながらネクストアクションへ進んでいけるという、他社にはない”全員でAXに向き合う組織”を実現されているのが非常に印象的でした。「AIは魔法の杖じゃない」という言葉に込められた、土台を大切にする経営者としての姿勢からは、これから創出された余白で「AIには代替できない、人間らしい仕事」へと舵を切っていく未来が、深く心に残ります。
「AX CAMP」サポート担当より
💡AIと働く組織をつくる「AX CAMP」
本質的にAIを使いこなせる人材へ。
ヒト・モノ・カネ・情報──そして、第5の経営資源「AI」。
あなたの組織は、AIを当たり前にできていますか?
✅ 「AX CAMP」サービス概要
業務AI化のプロ集団AXが提供する「AX CAMP」は、動画で基礎を学び→実務に合わせたカリキュラムを進め→伴走支援で成果を出すまでをフルサポートするプログラムです。
現場で使える・成果が出る・文化として定着するAI活用を実現します。
✅ 伴走支援でできること
・AIエージェントの設計・活用サポート
・実務に使えるAIエージェントの配布
・方針やカリキュラムを設計するプランニングMTG
・グループコンサル
・最新情報を取り入れたオンラインAI勉強会
・チャットでの質問対応
・月1回の定例ミーティング
短期のスキル習得だけではなく、成果を出すまで伴走します。
✅ 導入いただいた企業様は…
・「AIでできないか?」と考える文化が根づく
・自社専用のSaaS・AIエージェントを内製できるようになる
・”AIが使える”ではなく”AIで回る組織”へと進化する
・社長1人で大量の仕事を回せるAIチーム体制ができる
こんなAI組織としての未来が待っています。
✅ 導入企業のリアル
・自社SaaSを1ヶ月で構築/180万円の外注費カット
・年間320万円相当の効率化/月間110時間の削減
・SNS運用AIで月1,000万インプレッションを自動化
・非エンジニア社員が業務効率化ソフトを内製・販売
・業務時間83%削減/47,000時間をAI化(自社実績)
こうした成果の背景には、10万回以上の検証を重ねたAX独自の知見があります。
✅ まずは無料相談から
「自社の業務でどこまでAI化できる?」
「導入にかかる時間は?」
「他社の事例をもっと知りたい!」
そんな疑問をお持ちの方に、無料相談をご用意しています。
成果につながる一歩を、いま踏み出してみませんか?

