毎朝1〜2時間かかっていた
広告レポート入力を、20分に短縮。
M社様は、社員3名・パート2名という少人数体制で美容系EC商材の広告代理店業務を行う中で、単純作業に追われる日々に課題を感じ、「AX CAMP」の受講を決意。

知識ゼロの状態からバイブコーディングを学び、広告レポート入力作業をワンクリックで完了するシステムの構築に成功しました。作業時間を約70%削減し、ヒューマンエラーもほぼゼロに。さらに、個人の成果が組織全体に波及し、「まずAIで作ろう」という文化が社内に根付いています。
今回はM社のE様に、その舞台裏を伺いました。
お話を伺った方
M社 E氏
事業内容:美容系EC商材を中心とした広告代理店業務(広告運用・クリエイティブ制作)
「手が足りない」が当たり前だった日々
ーー普段、どのような業務を担当されているか教えてください。
E氏:
広告運用と広告作成の業務を広く担当しています。扱っているのはほとんどが美容系の商材ですね。シャンプーや美容液、サプリメントといったEC商材の広告を、企画から運用まで一貫して手がけています。
少人数の体制だからこそ、一人ひとりが複数の業務を兼任する必要があります。広告のクリエイティブを考える時間も、運用結果をレポートにまとめる時間も、すべて自分たちでやる。そんな環境で日々仕事をしています。
ーーAI活用を検討する前、どのような課題を抱えていたのでしょうか。
E氏:
一言で言えば、常に手が足りない状態でした。弊社は社員3名、パート2名という体制なので、どうしても一人あたりの業務量が多くなります。特に単純作業に時間を取られていることが大きな悩みでした。
ーーどのような単純作業をされていたのでしょうか?
具体的には、毎朝1〜2時間かけて広告レポートの入力作業をしていました。広告の数値データをコピーして、スプレッドシートのセルに一つひとつ貼り付けていく。この作業だけで午前中が終わってしまうこともありました。
しかも、手作業なのでヒューマンエラーも頻発します。コピペする場所を間違えたり、数字を見間違えたり。「もっと効率化できるはずなのに」という思いはずっとありましたが、具体的な解決策が見つからないまま、日々の業務に追われていましたね。
受講前の本音は「人間の方がまだ賢い」
ーー「AX CAMP」受講前、社内でのAIに対するイメージはどうでしたか?
E氏:
社内では代表や他のメンバーがChat GPTやGeminiを日常的に使っていて、会社としてもAI活用を推進する方針だったんです。でも、私はGeminiの有料プランは持っていたものの、ほとんど触っていませんでした。
正直なところ、「人間の方がまだ賢いんじゃないか」という思いがあったんですよね。検索の補助として使う程度で、AIに業務を任せるなんて考えられませんでした。「本当に使えるの?」という疑問もあって。でも、AIって面白そうだなと興味を持って取り組むことになりました。
ーー実際に「AX CAMP」を受けてみて、いかがでしたか。
E氏:
すごく面白かったです。知識ゼロの状態からのスタートだったので、基本の部分から「そうなんだ!」という発見の連続でした。
特に印象的だったのは、バイブコーディング(AIとの対話を通じたシステム開発)の考え方を学んだことです。プログラミングの知識がなくても、AIに適切な指示を出せば、自分が欲しいシステムを作れる。この考え方を知った時、「これなら自分にもできるかもしれない」と思えました。
受講中は、学んだことをすぐに業務に活かせないか考えながら進めていきました。「毎朝の広告レポート入力作業を自動化できないだろうか」というアイデアが浮かんだのは、GASの使い方を学んだ時でしたね。
毎朝の1〜2時間が「ワンクリック」に変わった
ーー具体的に、どのような成果が生まれたのでしょうか。
E氏:
一番大きいのは、毎朝1〜2時間かけていた広告レポートの入力作業の自動化です。バイブコーディングで学んだことを活かして、自分でGASを組み、ワンクリックで入力できるシステムを作りました。今はワンクリックの入力作業を含め、20分ほどで広告レポートが完了しています。1時間以上は確実に浮いていますね。この時間を、本来やるべき広告戦略の立案やクリエイティブの改善に充てられるようになりました。
自動化したことでヒューマンエラーも大幅に減りました。以前はすべてコピペでセルに入力していたので、どうしてもミスが発生していました。それが今はほぼゼロです。数字の正確性が保証されるようになったことも、大きなインパクトがありました。
Before
作業時間:1〜2時間/日
ヒューマンエラー:頻発
作業内容:手動コピペ
After
作業時間:20分/日
ヒューマンエラー:ほぼゼロ
作業内容:ワンクリック
これまで「AIに任せられるわけがない」と思っていた作業が、実際には最もAIが得意とする領域だったわけです。「何をAIに任せ、何を人間がやるか」という判断軸が、この経験を通じて大きく変わりました。
「まずAIで作ろう」が組織の合言葉に
ーーEさん以外のメンバーにも変化はありましたか。
E氏:
広告クリエイティブの作成プロセスが大きく変わりました。以前は素材探しに時間をかけたり、素材がなければわざわざ撮影に行ったりしていました。でも今は、まず「AIで作ろう」という選択肢が最初に出るようになったんです。

他のメンバーが開発してくれたツールも素晴らしいですよ。スプレッドシート上でAPIを叩いて、作りたい素材を大量生産できるシステムを作ってくれました。これにより、個人のスキルに依存せず、誰でも同じクオリティで大量の素材を準備できるようになりました。
ーーそれぞれのメンバーがツールを開発しているのですね!
E氏:
はい。社内の雰囲気も変わりました。Slackにプロンプトを共有するチャンネルを作って、みんなで成功事例を共有しています。「このプロンプトで良い画像が作れた」「この指示の仕方だと精度が上がる」といった情報が日々蓄積されていく。個人の知見が組織全体の資産になる仕組みができました。

「人がやる作業を減らそう」という流れが社内全体にできています。少人数だからこそ、一人ひとりの生産性向上が会社全体の成長に直結する。そう実感できるようになったことが、何より大きな変化だと思います。
それでも「人間味」は譲れない
ーー逆に、難しかったことやつまずいた点はありますか。
E氏:
クリエイティブの台本作成です。AIで作ろうとすると、どうしても「人間味のない言葉」になってしまうんです。パワーワードが出にくかったり、消費者の心を動かすような表現が生まれにくかったり。ここは今も苦戦しています。今はやり方そのものを見直そうと、社内で相談している段階です。
ーー現在も進行中の課題なのですね。
E氏:
そうですね。私は、AIが万能だとは思っていません。むしろ、「人間だからこその面白さ」がある部分は、しっかりと人間が担うべきだと考えています。
ただ、そこでもAIをうまく活用できる余地はあると思っています。自分の思考の癖をAIに学習させたり、より広い目線でアイデアを出すための壁打ち相手として使ったり。完全にAIに任せるのではなく、人間とAIが協働する形を模索していきたいです。
ーーこれからもAI活用が広がっていきそうですね!社内全体では今後どんなことに挑戦されるのですか?
E氏:
社内の雰囲気としても、「AIをフル活用して人がやる作業を減らそう」という流れは継続していきます。浮いた時間で、より創造的な仕事に集中できる。そんな働き方を実現していくのが、これからの目標です。
ーー最後に、これからAI活用を考えている方へメッセージをお願いします。
E氏:
私自身、受講前後で本当に仕事の幅が広がりました。「AIなんて使えない」「人間の方が賢い」と思っていた自分が、今では毎日AIを活用している。この変化は、以前は想像もできませんでした。まずは思い込みを持たず、実際に触ってみてほしいです。知識ゼロからでも、適切なサポートがあれば、必ず使いこなせるようになります。
少人数のチームで働いている企業こそ、一人ひとりの生産性向上が大きなインパクトを生みます。「手が足りない」という状況は、AIの力を借りることで変えられる。そう信じて、一歩踏み出してみてください。
今回は、毎朝1〜2時間の作業を20分に削減したM社様の事例をご紹介しました。
E様は受講中、一つひとつ丁寧に実践を重ね、見事に成果を出されました。知識ゼロからのスタートでも、諦めずに取り組めば必ず道は開ける。そう確信させてくれるプロジェクトでした。
【「AX CAMP」サポート担当より】
「AIを実務にどう使えばいいのか分からない」「学んでみたものの社内に定着しない」「テンプレ通りに試しても自社の業務にフィットしない」……そんな“挫折感”を抱える企業様にこそ、「AX CAMP」は寄り添います。
「AX CAMP」は、実務ベースでAI活用を定着させる伴走型プログラム。テンプレートの提供にとどまらず、
- 自社の業務フローや人員構成に合わせた最適な使い方の設計
- 技術的につまずいたポイントの個別フォロー
- 「この業務、AIで何ができる?」といった抽象的な問いへの具体化支援
など、“実際に動く仕組み”の構築から、現場での活用が自然と続く状態作りまでを一気通貫でサポートします。
「自分たちの現場にはまだ早いかも?」そう感じている方こそ、まずは一度ご相談ください。
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※「AX CAMP(助成金活用コース)」は助成金対象プログラムのため、サポート内容が異なります。
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- “AIが使える”ではなく“AIで回る組織”へと進化する
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こうした成果の背景には、
10万回以上の検証を重ねたAX独自の知見があります。
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